地元の力を食卓に|直方・中間の自然が育てた食材
「どこで育ったか」がわかる安心感
発酵カフェブランシェで使う野菜は、直方市下境の「えっちゃん畑」で育ったもの。
無農薬・無肥料・固定種、さらに水をまかず、自然の力だけでたくましく育つ野菜たちです。
スーパーで並ぶ野菜とは違い、形は不ぞろいでも、土の香りがして、味が濃い。
塩もみしても縮まない事に驚きました!
噛むほどに“生命力”を感じるのは、まさに自然そのままの力です。
育てた人の顔が見え、手渡して受け取るという安心感。
「この野菜は、どんな人が、どんな思いで作っているのか」がわかると、食卓の会話も温かくなります。
自然栽培の野菜が持つ“生きる力”
えっちゃん畑の野菜は、農薬も肥料も使わず、
雨や太陽、そして土の微生物といった自然の循環の中で育てられた命です。
肥料を使わないため、植物は自分の力で根を深く張った力強い野菜です。
だからこそ、人の体にも強さを与えてくれるのです。
私自身も、最初はその力強さに驚きました。
「味が濃い」「縮まない」と感じるのは、
野菜本来のバランスが整っている証拠です。
足りない分は“信頼できるところから”
ただ、路地ものの自然栽培は天候の影響を受けやすく、
時期によっては十分な量を確保できないこともあります。
そのため発酵カフェブランシェでは、グリーンコープなど信頼できる生協からも仕入れをしています。
少しでも農薬の少ないものを選び、
お客様が安心して食べられるように心を込めています。
味噌も、たくさん食べ比べて選んだ中間市産のもの。
材料は大豆・塩・麹だけ。
発酵の力を生かした昔ながらの味わいで、季節の野菜と抜群に合います。
外部リンク
地元の恵みを“いただく”ということ
「地元の野菜を使うこと」は、単に地産地消ではなく、
“命をいただく”という感謝の気持ちを形にすることだと考えています。
生産者と消費者がつながり、
食卓に届くまでのストーリーが見える。
それは、現代の忙しい生活の中で、忘れがちな“自然とのつながり”を思い出させてくれます。
季節の野菜が持つエネルギーをいただくことで、
体は自然と整い、心にもゆとりが生まれます。
それが、発酵カフェブランシェの目指す“食で整える暮らし”です。


