美しく年齢を重ねる人の食習慣
年齢を重ねても輝くために
年を重ねるごとに、肌の乾燥や体力の低下、疲れやすさを感じることは自然なことです。
でも、年齢は止められなくても、どう重ねていくかは自分次第。
若いころは少し無理をしても平気だった体も、年齢とともに正直になっていきます。だからこそ、「今の自分」に合った食べ方へシフトしていくことが大切。
腸が整うと肌も心も整い、自然体でいられる“軽やかさ”が戻ってきます。
腸が整うと体も心も整う
具体的には腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、心と体の健康に深く関わっています。
腸内環境が乱れると、肌荒れや便秘、疲れやすさ、さらには気分の落ち込みにまで影響が出ることも。
そんな時に頼れるのが発酵食品です。
味噌や塩麹、発酵野菜などは、腸内の善玉菌を増やし、消化を助ける働きがあります。
[発酵野菜で腸を元気に]の記事でもお伝えしたように、毎日少しずつ取り入れることで、体調や肌の調子がぐっと安定していきます。
例えば、朝に発酵玄米のおにぎりと味噌汁を組み合わせるだけで、腸がしっかりと働き始めます。
また、[秋の味覚・きのこ×発酵で免疫力アップ]の記事で紹介したように、きのこと発酵食品を一緒に使うことで、免疫力アップにもつながります。
食べ方を少し意識するだけで変わる
美しく年齢を重ねるために必要なのは、我慢や制限ではなく「整える」食習慣。
忙しい日でも、ちょっとした工夫で体に優しい食卓を作ることができます。
朝: 発酵玄米のおにぎり+味噌汁で腸を目覚めさせる
昼: きのこと野菜の塩麹炒めで栄養補給
夜: 温かい味噌汁や浅漬けで消化にやさしく
これだけでも、体が軽くなり、気持ちまで穏やかに。
「何を食べないか」ではなく、「どう体を整えるか」。
それが私の考える、持続可能な“食の美習慣”です。
無添加と発酵で体も心も喜ぶ
私は料理を作るとき、いつも「家族に食べさせたい」を基準にしています。
見えない部分こそ丁寧に。
だからこそ、添加物に頼らず、自然のままの調味料や発酵の力を生かしたいと思うのです。
化学調味料や保存料を使わなくても、発酵がもたらす旨味や香りは本物。
[発酵玄米で体の中から整える]の記事にも書いたように、体の内側から整えることで、外見の美しさも自然とついてきます。
ですのでサロン1階カフェで“安心して食べられる美味しさ”を届けることは、料理を通した小さな愛の形だと思っています。
小さな習慣で未来の自分を作る
美しさや健康は、特別なことをしなくても、毎日の小さな積み重ねで育っていきます。
発酵食や無添加のごはんは、その基盤を整えてくれる味方。
毎日の食材選びで「体が喜ぶか」「心が落ち着くか」を感じながら選ぶだけで、未来の自分が変わります。
無理せず続けられる“自然と寄り添う食事”。
それが、年齢を重ねても内側から輝き続けるための秘訣です。
今日のごはんが、未来のあなたの肌と笑顔をつくる。
そう思えば、毎日の食卓がもっと楽しく、豊かになりますよ。


